モンスター社員

モンスター社員とは

『モンスター・ペアレント』のように常軌を逸した要求やクレームをつきつけ、今までの常識では対応できない問題社員のことを指します。

1. 『パワハラ型』社員

パワハラ型は相手の気持ちは配慮せず、自分の感情のおもむくまま、人を傷つける言葉を投げつけたり、嫌悪感をぶつけたり攻撃的な態度を取ることが特徴です。

特徴としては以下のようなものが考えられます

  • 自分のモノサシを振り回し、他人の考えを尊重できない。
  • 感情的になりやすく態度に一貫性が無い
  • 頑固で自分の考えを通さないと気がすまない
  • 部下や後輩が自分の思い通りに動かないと気がすまない
  • 権利意識が強く、少しでも自分が軽く扱われると我慢できない
  • 権威的で、弱い者に対して横柄な態度をとる
  • 自己中心的で人の気持ちに配慮することができない

2. 『不安定型』社員

不安定型の最大の特徴は、対人関係が不安定であることです。
相手によって態度を変えるので職場内で敵、味方を作り出し、職場全体の雰囲気を悪くしてしまうという特徴があります。

特徴としては以下のようなものが考えられます

  • 対人関係や精神状態が不安定
  • 相手の感情を読む能力に長けた人も多い
  • 非常に傷つきやすい一面がある
  • 相手や状況によって態度を使い分けるとことがある

3. 『メンタルヘルス悪化型』社員

メンタルヘルス悪化型の特徴は心の病で休職と復職を繰り返すということです。
中には会社の制度を悪用しているケースもあります。

特徴としては以下のようなものが考えられます

  • いつまでも休職と復職を繰り返す
  • 休職中なのに自分の好きな活動の時だけ元気になり、活発に動き回る
  • 主治医と連携できず、いつまでも回復の見通しが立たない

4. 『ひねくれ型』社員

ひねくれ型は人の善意や誠意を全く信じず、根拠なく「相手は自分を利用しようとしている」という疑いで凝り固まっています。相手から攻撃されていると思うと「やられる前にやる」とばかりに攻撃をしかけます。

自分の権利や組織への貢献度を主張する傾向が高く、少しでも軽く扱われたり、正当以上に評価しないと期限を損ね、さらに自己主張が激しくなるか、恨みを抱くようになります。

特徴としては以下のようなものが考えられます

  • 何でも悪意に解釈し、人の善意を信じようとしない
  • 「不当に扱われた」と感じると、猛烈な勢いで反撃する

5. 『演技的自己アピール型』社員

演技的自己アピール型は注目されたい、人から関心を向けてもらいたいという気持ちが強すぎるのが特徴です。自分が格下と思う相手に対しては、小ばかにしたり見下した態度をとることもあるので職場全体がギスギスします。

特徴としては以下のようなものが考えられます

  • 自分の話を延々と続ける
  • 異性への自己アピールがわざとらしい
  • 自分に厳しく接する人には態度が豹変する
  • 傷つきやすい一面がある

6. 『回避型』社員

回避型は本人にとって大事な場面になるほど、あるいは困難な状況に直面するほど、回避する傾向があります。このタイプは極端に引っ込み思案で、自分に自信が無く、批判されることや拒絶されることに対して、異常なほど警戒するという特徴があります。

特徴としては以下のようなものが考えられます

  • 困難な状況が極端に苦手で、極力回避しようとする
  • 叱責や批判への恐怖心や警戒心が強い
  • 自分にとって大事な物事であるほど、回避する傾向がある

7. 『強迫的こだわり型』社員

強迫的こだわり型はルールや物事の順序、自分流のやり方、あらかじめ決められた予定などに強くこだわり、そこから少しでも外れることが我慢できません。職場では状況に応じた臨機応変な対応が求められることが多いものですが、これは最も苦手とするところです。柔軟に対応できず、頑固に自分のやり方を通す傾向があるのが特徴です。

特徴としては以下のようなものが考えられます

  • ルールにこだわり、融通がきかない
  • 自分のやり方を曲げるのが極端に苦手
  • 物事を柔軟に考えることができない

8. 『自信過剰型』社員

自信過剰型は自分の能力を過大評価しすぎる傾向があります。「自分は特別」という特権意識が強く、業績や才能を誇張したり、周囲からの過剰な賞賛を求めることもあります。傲慢で他社への配慮に欠け、人の気持ちに無頓着で平気で人を利用する傾向もあります。

特徴としては以下のようなものが考えられます

  • 根拠のない自信であふれている
  • 人を見下したりこき下ろしたりする
  • 相手が傷つくことを平気で言い、共感性がない
  • 人を平気で利用する

9. 『親介入型』社員

親介入型は従業員の親が事業主や上司にいきなり連絡を入れて、文句を言ったり、労働条件等の交渉をはじめたりするものです。

特徴としては以下のようなものが考えられます

  • 子供や配偶者の労働問題に介入し、文句を言ってくる
  • ささいな言葉にネガティブに

10. 『消極的反抗型』社員

消極的反抗型は人とのかかわりが苦手で日頃から人間関係を避ける傾向があります。
また心理的な耐性が低く、怒りや不満などネガティブな感情をたくさん抱えているのにそれをコミュニケーションという形で人に伝えることができません。中には上司が何か注意したとたん逆ギレしたり、突然怒りを爆発させたりするケースもあります。

特徴としては以下のようなものが考えられます

  • 人とのコミュニケーションが苦手
  • 怒りや不満を間接的な態度で表出する
  • いきなり逆ギレすることがある

モンスター社員の分類は臨床心理士・社会保険労務士の涌井 美和子先生がされています。

参考図書:モンスター社員が会社を壊す!

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